エンドユーザ向けの機能が充実
AdaptiveThemeの特徴を一言で表すとすれば、充実したエンドユーザ向けの機能ということになるでしょうか?スターターテーマでは圧倒的人気のZenや、それに似たコンセプトのGenesisは比較的シンプルで、テーマ作成者にとっては非常にカスタマイズしやすくなっています。しかし、出来上がったテーマを実際に利用するエンドユーザにとっては、ある程度の知識がなければカスタマイズができないことが多いのではないでしょうか?それに対してAdaptiveThemeはテーマのカスタマイズの知識がないエンドユーザでも、Drupalのテーマ管理画面からある程度のカスタマイズができるようになっています。とはいってもテーマ作成者にとってカスタマイズしにくいテーマではありません。少々コードが多めで複雑な構造のテーマですが、管理画面からサブテーマ作成用の設定を変更できることにより、サブテーマの作成をサポートします。Drupalの管理画面からテーマのさまざまな設定を変更可能という点では、Fusionあたりと似たようなコンセプトのスターターテーマと言えます。
AdaptiveThemeの機能
ここではその豊富な機能の一部簡単にご紹介します。
管理画面からレイアウトの変更が可能
ページの横幅、サイドバーの横幅、サイドバーのレイアウト(左右、右に2列、左に2列)をテーマの設定画面から行うことができます。
コンテントタイプごとに投稿者、投稿日時、タクソノミーの表示、リンクの表示の設定が可能
投稿者、投稿日時: 投稿日時だけを表示することもできます。 タクソノミー: 表示/非表示の切り替え、すべてのボキャブラリを一行に表示するか、ボキャブラリごとに改行して表示するかなどを設定できます。 リンク: 表示/非表示の切り替え、ティーザーにもリンクを表示するかなどを設定できます。
bodyクラス、nodeクラス、コメントクラス、ブロッククラスなど、必要なCSSクラスを出力可能
これはテーマ作成者向けの機能です。例えばbodyクラスに関してはデフォルトでは<body class="one-sidebar sidebar-last">など、レイアウトに最低限必要と思われるCSSクラスしか出力されません。しかし、テーマ設定画面から、.frontや.not-frontなど他のCSSクラスの出力を有効化することができます。必要なCSSクラスだけを出力しますので、非常にクリーンです。また、有効化できるCSSクラスの選択肢も非常に多く、コンテクストに応じたスタイルを簡単に実現可能です。
GpanelのPHPスニペットとCSS
これもテーマ作成者向けの機能です。GpanelはGenesisでも採用されていたもので、ページの任意の部分にPHPスニペットを挿入することで、複数のコラム(パネル)に分けることができます。Gpanelは単純にテーマのリージョンを作成するだけですので、より高度なパネル機能を実現したい場合はPanelsモジュールを使用することが奨められています。
ページ表示をDrupalの管理画面から変更できる便利なヘルパーモジュールに対応
AdaptiveTheme単体でも、テーマ管理画面から様々な変更ができるのですが、下のモジュールとの連携もサポートされています。それらを組み合わせることで、Drupalの管理画面からさらに自由度の高いカスタマイズが可能です。Panelsに関しては専用のテンプレートが用意されているようです。正直、CocoaSpaceではAdaptiveThemeとの連携のテストばかりか、これらのモジュールを使用したことすらないので、各モジュールのプロジェクトページにある情報を基に簡単にご紹介します。実際に使用する機会がありましたら紹介記事を追加したいと思います。
- ブロック、ノード、Veiws、PanelsのスタイルをDrupalの管理画面から、プリセットされたスタイルに変更するモジュールです。
- ページを複数のパネルに分けて表示可能にするモジュールです。
- ブロックごとにブロックのテンプレートを選択できるようにするモジュールです。
- ブロックにCSSクラスを追加できるようにするモジュールです。テーマ作成者に便利なモジュールという印象です。AdaptiveThemeではスニペットをブロックのテンプレートに追加することなく使用できるのではないかと思います。
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